ろふろっく

すきな音楽のはなしをします

2021年楽曲10選

2021年が終わる前に今年の締めくくりを。

今年の10曲、選びました。

 

 

あやふわアスタリスク/DIALOGUE+

作詞・作曲:田淵智也 編曲:広川恵一

(TVアニメ『弱キャラ友崎くん』EDテーマ)

2021年、最も自分の中でヒットしたアーティストはDIALOGUE+だといえる。年初めに発表された「あやふわアスタリスク」の衝撃はすごかった。TVアニメのEDとして書き下ろされたため、90秒の枠にいったん収まっているのだが、それを超えた先が凄まじい。2コーラス目でこれでもかとバンドサウンドが轟く。全く違う音楽のようだけど次のサビでちゃんと戻してくるのがすごい。アニメソングのフルVerはこんなにも面白いことは体現していると思う。あと『あやふわ』って響きがなんだか良い。

 

 

Fight oh! MIRAI oh!/星見プロダクション

作詞・作曲:Q-MHz 編曲:Q-MHz、伊藤翼

様々なキャラクターコンテンツが生まれた年だったが「IDOLY PRIDE」はひときわ存在感があった。最初にぐーんと持っていって「攻めちゃうんだミライ Fight oh!!」で一気に引き込まれる。ずっと騒がしくて楽しい曲なんだけど疲れない、聴き飽きない、ずっと聴けちゃう、という不思議なパワーを持つ曲だ。

カラダが止まらんって ココロが大騒いでるよ

すげぇ変な歌詞だけどずっと耳に残る...。

 

 

GIRLS' LEGEND U/ウマ娘 プリティーダービー

(アーティスト名は省略。

詳細:ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト|Cygames

作詞:五十嵐萌(Cygames) 作曲:本田晃弘(Cygames)編曲:東大路憲太

(ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』OPテーマ)

2021年は「ウマ娘」の年だった。ウマ娘楽曲も大きく話題となり「うまぴょい伝説」はお茶の間にも広がった。初めてアプリを起動して聴いたこの『GIRLS' LEGEND U』には衝撃を受けた。最初の「ウォウウォウ」で、ん!?となるし明るいAメロ、Bメロからの迫力のあるサビと、とんでもない曲だと感じた。

フルVerを聴いてまたも驚かされた。ラスサビの「Ah 勝利へ」で曲終わるな~と思っていた隙にもう一度サビをぶつけてきて、えっ!!?ってなった。この予想外な展開はまるでレース。

 

 

閃光/[Alexandros]

作詞・作曲:川上洋平 編曲:[Alexandros]、Takashi Saze

(映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」主題歌)

バンドが新体制に入りこれからどうなるのかなというちょっとした不安があったが、この曲のイントロを聴いた瞬間そんなものはすべて吹き飛んだ。[Alexandros]、まだまだ行けるじゃん。ギターベースドラムがめちゃくちゃ鳴っているという極上のロックサウンドなのにメロディのキャッチーさがガンダムの主題歌として成立させている。とにかくラスサビの圧巻のドラムから「鳴らない言葉をもう一度描いて」がかっこいい...そりゃ予告でも使われるわ...。

 

 

窓を開けて/CIEL

作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ

(映画「映画大好きポンポさん」主題歌)

「映画大好きポンポさん」は観た後に良い映画だった...!と心の底から思える作品だった。それにはこの主題歌「窓を開けて」が大きい。明るく、爽快な楽曲なのだが、本編終了時にこの曲が流れだす瞬間が最高に気持ちいいのだ。

CIELはKAMITSUBAKI STUDIOのバーチャルシンガーなのだが、この曲に触れるまでこの界隈には触れたことがなかった。こういう色々な出会いがあるから映画って面白い。

 

 

Presense I (feat. KID FRESINO) [with 3exes]/STUTS & 松たか子

作詞:KID FRESINO、butaji 作曲:STUTS、butaji 編曲:STUTS

(カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」主題歌)

J-POPとインディーシーンを中心とするヒップホップミュージックが交わり生まれたこの曲は、多くの人が別の音楽の世界を知るきっかけになった曲なんじゃないかと感じる。毎週客演するラッパーが入れ替わるというのも面白かった。STUTSによるトラックと豪華ラッパーによるラップは純度100%のヒップホップなのだが、フックで松たか子が登場すると一気にJ-POPになるのがすごい。どのバージョンも個性があり、どれを選ぶか迷ったのだが、最初の衝撃がでかかったことを込めてKID FRESINOが参加した『Presence I』をセレクト。

 

 

Instant Love/La prière

作詞:棗いつき 作曲:aran

棗いつき、藍月なくる、nayutaによるボーカルユニット『La prière』による楽曲、なのだが私はこの人達が何者なのか正直よくわかっていない。この音楽シーンを全く知らない状態でこの曲に出会ったことはもはや奇跡なのではないかと感じる。ダンスミュージックにバチバチとはまってくる歌詞が本当に気持ちいい。Aメロの「損得勘定論 割り切って リサーチ&サーチ」の時点で唸る。一度聴くと抜け出せなくなる麻薬みたいな音楽。来年はこの辺の音楽シーンもよく観ておこう。

 

 

pop enemy(feat. Shinpei Nasuno)/日高零奈 (CV: 蔀 祐佳)、東雲和音 (CV: 天音みほ)、茅野ふたば (CV: 堀越せな)

作詞・作曲・編曲:Shinpei Nasuno

2020年、エレクトロとアニソンシーンを繋いだ『電音部』だが、2021年は40週連続リリースを決行し毎週リスナーを楽しませ続けている。その中でリリースされた楽曲の中でも「pop enemy」はかなりのお気に入り。ずっとサビみたいな曲なのに全くしつこくなくてすっと聴けちゃう。「今夜はTake My Soul~」のパートやラップパートなどクールに振り切っていてめちゃくちゃカッコイイ。そんな何もしなくてもかっこいい曲なのに間奏に「ドーンだよ!」を差し込んだのはすごい。

 

 

未来は風のように/Liella!

作詞:畑亜貴 作曲:山田智和 編曲:久保田真悟、兼松衆

(TVアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」EDテーマ)

今年は「ラブライブ!スーパースター!!」に狂わされた。「虹ヶ咲」にハマっていただけにちょっと様子見しよ~って思っていたが、アニメが放映されるやいなや思い入れが強くなっていた。アニメにこんな心動かされるとは。このED曲も作品において大きな役割を担う。作品に寄り添う最高のエンディングソングだと個人的に思う。「未来は風のように」というタイトルにも示す通り、Liella!の5人が未来へ進んでいった時にはまた曲の受け取り方が変わってくるんじゃないかと感じる。

 

 

まだ世界は君のもの/a flood of circle

作詞・作曲:田淵智也 編曲:田淵智也a flood of circle

今年が15周年イヤーだったa flood of circle。周年企画として親交の深いアーティストからの提供楽曲で構成されたコンセプトアルバム「GIFT ROCKS」もリリースされた。盟友であるUNISON SQUARE GARDEN田淵智也から贈られた「まだ世界は君のもの」は特に印象深い。フラッドの楽曲「世界は君のもの」に「まだ」を付けただけなのにこんなに愛を感じるなんて。

そして風は西へ向かう 太陽に沿いながら

それでもなんとなく 気が乗らなけりゃ東に向かえ

これがa flood of circleというロックバンドなんですよね...。

 

 

 

 

2021年分終わり!!!

来年も音楽聴きまくろう!!